〜売れない雑貨屋・食う寝るあじあ〜
〜イラン〜
テヘラン

 「アッラーアクバール・・・」うるせえなー、何度この言葉を耳にしました?朝っぱらからあちらこちらのモスクがやかましいですよねー。仕方ないとは分かってますけど・・・。
 バスで来た人も飛行機の人も厳しい入国審査お疲れ様でした。でも一度入国してしまえば意外と滞在しやすいですね。検問は多いけど移動費は世界トップクラスの安さだし。さすが石油産出国。
 宿はどうしましょ?実は私も安宿しか知りません。現地の方に言わせると「あの地域は危険地帯だ。あんなトコに泊まるなんて・・・」といった場所に安宿はあります。ガイドブックに載ってるので適当に探してください。中級以上のホテルもたくさんあるみたいですが、私は知りません。でもどうせなら中級以上に泊まりたいです・・・。
 両替に関してはイランは特殊です、米ドルのキャッシュ以外は使えないと考えてください。日本円もダメです、クレジットカードもダメ、国際キャッシュカードもダメ、T/Cもダメです、とにかく米ドルを用意しましょうね。ごくごく一部の場所に関してはT/Cも使えたりしますが、あてにすると痛い目に遭う可能性大なので、忘れましょう。闇両替はもう21世紀だと言うのにこの国では健在です。街中のいたる場所に立ってます。特に銀行が閉まった後や週末の銀行が休みの日には大増殖しています。ゴキブリ並みの増殖率ですが、両替率もゴキブリ並です。そして必ずちょろまかそうとします。レートも良くないので緊急時以外は利用するメリットなしですね。
 移動は市内ならタクシー(ボリます)、バイクタクシー(運転荒すぎ)、バス(安いけど行き先がよく分からん)、徒歩(これが一番かも)です。地下鉄もありますが、それを利用するほど仕入れスポットはないと思いますよ。
 仕入れスポットなのですが、そもそも私はよく知りません。じゃあなんでこんなページ作ったんじゃワレ、コラとか言わないでちょうだいね。一応参考までに書いてみますから。
イランっていったいどんな雑貨があるのか今を持って謎です。だいたいイランに限らず中東ってどの国も雑貨と言うか手工芸品と言うか、全部同じに見えちゃって・・・。もちろんその地域によって豊富なバリエーションがあるのでしょうけどね。
 とりあえずテヘランは首都ですが雑貨仕入れに関してはトランジットポイントに過ぎない気がします。まあ唯一妖しい匂いを発するのはやはりバザールなので、そこに行きましょうか。行き方はメイダネ・イマーム・ホメイニを南に下って徒歩10分くらいです。あー、分かりやすい。
きっとこれだけ読んでも全然分からないと思うから地図を片手に読んでちょうだいな。
ここの道は左右に何となく気になるお店も多いので必ず徒歩で行ってみましょうね。アンティークカメラ屋、コーランの問屋街、その他なんじゃこれと感じながらバザールまだかよと思い始めた頃に正面にぶつかった場所がバザールです。
はっきり言ってこのバザールでか過ぎます。しかもカイロやイスタンブールのスークのように観光地化されていません。現地人向け、こちとら素人お断りでーい!なんてことはないんだろうけど、絶対に迷子になります。だってバザールの中なのに大きなモスクがあったり人が住んでいたり行き止まりだったりわけ分かりません。本当はもの凄く魅力的な仕入れスポットのはずなんだろうけど私は探検しきれませんでした、誰か代わりに探検してきてレポート書いてください。そんなあなたの為の掲示板はここ。
 このバザール、貧乏バイヤーはちょっと縁がないかもなあ。でもすごーく興味を惹かれたのはやはり本場のペルシャ絨毯ですねえ。こればかりは絨毯に100%素人の私でもため息が出てしまうほどの美しさがあります。ただここの絨毯屋はイスタンブールとかの観光客相手の店とはレベルが違いすぎる気が・・・。店の前にはアラブの絨毯商人が忙しそうに絨毯を山にしてあちらこちらに運んでいるし、店構えや雰囲気もなんだかタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。「中東」という言葉より「アラブ」の方がぴったりの雰囲気です。
 あとは・・・これ以上は書けないなあ・・・仕入れについてはもう思いつきませんね、終わりにしましょ。次いこっ、次。
エスファハーン

 貧乏バイヤーにはこちらの方が仕入れに向いてますね、きっと。宿は確保しました?両替できました?ここではイラン国内では珍しくT/Cが両替できる私設両替商がエマーム広場の近くにあるので、必要な方は探してみましょうね。それと大きな絨毯屋でも(彼らは仕入れのため頻繁に国外へ行くので)T/Cを両替してくれるかもしれません。
 さ、仕入れしましょうか。
 ズバリ、エマーム広場周辺のバザールで全部揃います。絨毯、キリム、アンティーク、象牙細工、陶器類、銅細工、イスラム教グッズ、ホメイニグッズ、水タバコ、紅茶、サフラン、なんか最後の方は雑貨じゃなくなってるけどとにかくここで全て済ませちゃいましょう。
 注意・このバザールには上手すぎる日本語使いが何人かいます。どいつも陽気でいい奴ばかりですが基本的には客引き(中にはただの喋り好きもいる)なので世間話をしたり一緒にチャイを飲む程度なら面白いですが、絶対に自分がバイヤーと言うことはバラさない方が身の為ですよ。名前を忘れちゃったけど日本人旅行者に有名な絨毯屋「ノマド」と「アラジン」のスタッフは商売以外でも親切なので、何か困ったことが発生したら相談してみるといいと思います。でももし何かお世話になったら感謝の意味を込めてせめて安いものでいいから買ってあげましょうね。
 バザールはエマーム広場のアーケード状の土産屋からいくつかのバザールへと繋がっています。迷路状になっている部分もありますが、わりと分かりやすい構造なので隅から隅までさがしてみてください。1階が店舗で2階がで工房となっている場合もあります。

 アンティーク
本物が多いようです。値段もさほど高くはありませんが、物によっては国外持ち出し禁止のものが多数あります。また、模造品(レプリカ)も多くあるので本物と勘違いして買わないようにしてください。店側に悪意はないようで聞けばだいたいどれが本物でどれがレプリカか教えてくれます。もちろん例外の悪徳商人もいますけど。

 象牙細工
安くて種類も豊富です。職人の腕によって品質にバラつきが多いです。汚れ、歪み等がありますので面倒でもひとつひとつチェックしてください。でもこれって中東の国ならどこにでもあるよなあ・・・。イランのは比較的おとなし目の色使いが多いかな。あとコテコテだけどやっぱりペルシャブルーは綺麗なのでお勧め。

 陶器類
ホーロー(ミナカリーとか言ったかな?)が有名です。気に入ったものがあったらどうぞ。

 銅細工
これも特になし。カンコンカンコン職人さんが作ってます。

 イスラム教、ホメイニグッズ
面白そうなものもありましたがマニアックなので売り物となるかは微妙ですね。アザーン時計(すぐ壊れる)なんてのもあります。

 水タバコ
他の中東諸国と比べると若干見た目も品質もしょぼくなりますが、断然安いです。値段は・・・言えないくらい安いです。でもそのままだと実際には使えないので、タバコの葉っぱと炭を乗せる台も一緒に購入しましょうね。分からない方はそこらじゅうにあるチャイハネに行けば使い方を教えてもらえますよ。

 絨毯
これは・・・ちょっと書きようがないですね、奥が深すぎますので。どうしても・・・と言う方には申し訳ないのですが、他のホームページで検索なり勉強なりしてください。私はよく分かりません。何せここは貧乏バイヤー専門のページですから・・・。
もちろんイスファハンもテヘラン同様、絨毯屋は山ほどありますしホールセルもしてくれますが絨毯に関してはよほどの知識と見る目がないと適正価格は分からないと思います。またアンティークなどは値段が値段だけにちょっとボラれたレベルではすまない場合も多いと思いますので。
絨毯屋は店舗内や2階に工房や修繕職人を持つことが多く、またそういった店の多くが現地人しか知らないようなルートで高品質の絨毯を仕入れに行って修繕などもしているわけですから、当然バイヤーであるあなたはその分の手数料が上乗せされた金額を支払わなくてはならないのです。かと言って自分でタブリーズやクム、カシャーンといった有名な産地のバザールへ足を延ばしても、本物を見分けられるだけの眼力が無ければ意味はないです。
そんなわけでこれはパスです、ごめんなさい。

 紅茶・サフラン・砂糖
いずれもイランの名産品で日本では手に入らない銘柄が多数あります。こういったものは現地のスーパーか商店街で珍しいものが手に入ります。

さてと、そろそろケバブ料理も食べ飽きたし荷物を送って帰りましょうか。
DHLもあるのでどうしても安全かつ迅速に送りたい方はどうぞ。でもいくら位するんでしょうねえ?想像もつきません。
郵送でいいですよ、と言う方はエマーム広場の裏の方の大通りに大きな郵便局があります。箱は売ってるし、パッキングも局員さんがしてくれるのでお願いしちゃいましょう。(有料)
料金は東南アジアより高く、ヨーロッパと比べると断然安いです。郵便局で送る際に中身をチェックされますが、なかなか厳しいですね。CDはダメ、アンティークはダメ、私なんかレプリカで買ったコーランのネックレスを却下されました。みなさんも送る際は気をつけてくださいね。
カーゴ屋はあるのでしょうか?すいません、知りません。でも絨毯や本格的な仕入れじゃなければ郵送で充分じゃないのかなあ?

イラン編は情報乏しく、ショボイページになってしまいましたがなにとぞご勘弁を。また情報入りしだい更新していきます。楽しい雑貨を(絨毯はダメ!)仕入れましょう。それと余談ですが、このままお隣のトルコへも仕入れに行きたい!という方は国際バスで安ーいのがありますよ。でもその分ハードです。根性と時間と好奇心があってお金のないバイヤーさんは試してみてくださいね。