〜売れない雑貨屋・食う寝るあじあ〜
〜インドネシア〜
バリ島
 「ダラーダラー」さて、この言葉は一体なんでしょう?正解は空港のビザカウンターでの職員の声でした。右手を伸ばして一言「ドルよこせ」とはさすがバリ島であってもやはりアジアを感じさせてくれるじゃねえか、こんちくしょう。こないだまでビザ必要無かったくせにちょっと油断した隙にやりやがるとはな、さすが神々の島と言われるだけあるぜ。ホントは金々の島だろ、オイ?
 ここは雑貨の天国、バリ島です。タイ雑貨に次いで人気のある・・・いやいや、今やバリ雑貨の方が人気はあるんじゃないかな?インターネットで検索すれば次から次へと出てくるはバリ雑貨のお店の数々。まあ、何と言っても気軽に旅行できてさほど広くもなく治安もそこそこ、これなら人気が出るのも当然かな。本屋さんに行ってもガイドブックの種類はダントツ。なわけなので説明する必要があるかも疑問だけど、一応プロらしく観光じゃなくて買い付けの視点から紹介しちゃいますね。いやー、私って親切だなあ。
 さあ、空港出たらどこを目指しましょ?定番はクタ、ウブド辺り、ちょっとマニアはチャンディダサ?やっぱり私はサヌールよ、などとバリ島は滞在場所には事欠かないですよねー。貧乏バイヤーの皆さんはどの辺に滞在してるのでしょか?私はやっぱりクタにしてます。常にうるさいし日本人のキャピキャピギャル(死語)やアホ白人どもが山ほどいてひっじょーにうざいけど、やっぱりここって安心できるのよねえ、何故かしら?って少しオカマ言葉になってるのも何故かしら?
観光で来てるなら話は違うけど、どうせバリ島は車でもチャーターしなきゃ仕事にならないからどこでも好きな場所にしてくださいな、バリ島は他のアジア各国と比べても蒸し暑いのを除けば値段の割りに快適ですからね。

 通貨は何でもいいや、円でもドルでもユーロでも。けどT/Cはレート良くないですよ。クタならべモコーナーのとこにある銀行の出張所がベスト。日曜もやってるし信用できます。いないとは思うけどハンパない額を両替する人はデンパサールの銀行へどうぞ、そのほうが安全です。

 移動手段はべモ、タクシー、オジェック(バイタク)、チャリンコ、シャトルバス、レンタカーなど。でもこれはあくまで観光の場合。ベモは安いけど外人と見るなり(観光客じゃなくても)ふっかけてくるので、よほどバリに慣れた人以外は交渉が面倒。オジェックは運転が荒い(イランほどじゃないけど)し、荷物が運べない。チャリンコなんて疲れるだけ、こちとらピクニックじゃないんで。プラマ社のシャトルバスなら何とか使う価値あるかも。ただしこれはポイントからポイントへの移動なので自由が利かないし時間がかかる、と言うかかかりすぎ。守られてるのは出発時間のみで到着時間は神のみぞ知る。やっぱり頼れるのはレンタカーかチャーター車でしょ。基本情報にも書いたけど運転&地理に自信があればレンタカー、それが嫌ならチャーター車で。ただしチャーター車の場合わざと店からちょっと離して停めたり、運転手について来るなと言わないと後でこっそりバックマージン取ってたりするので気をつけてね。私の場合はクタにある日本人宿に泊まったときにたまたま紹介してもらったあーちゃんさんに世話になりました。詳しくはそちらを見てくださいな。
 それともし後日カーゴ屋にピックアップを全てお願いしちゃうならレンタルバイクもいいかも、ちょっとしたものなら持って帰れるし。でもこの島のポリ公はそんなあなたを狙ってるから気をつけてね。ノーヘル、無免、進入禁止が奴らの主な小遣い稼ぎの名目。運悪くもし捕まったらワイロの相場は40000ルピーです。デンパサールの警察へ出頭、罰金、めんどくせーなあです。
 レンタカーの相場はジムニーで1日だいたい2000円前後、チャーター車の相場は日本語OKの場合で1日だいたい4000円前後。それより安いトコもあるかも知れないけどわたしゃあ知りません。逆に高いトコはたくさん知ってますけど。基本的にメインストリートにあるトコや日本語OKとか入り口に張られちゃってる代理店はやや高め。ガイドブックに広告出してるような代理店も高いっす。それになんか裏でバックマージン取ってそうで怪しいし。聞いた話だけど、タクシーチャーターも最近はあまり安くない上にドライバーとトラブル事も多いようなのであまり薦められないとのこと。運が良ければ宿のスタッフの個人的な友だち(これまたバリではどこでも聞く言葉で、なかなか信用できないのですが)を紹介してもらうのも手です。あくまでいろいろな意味で運が良ければですぞ。私はそれで半日チャーターで1000円くらいで済みました。

 仕入れにシーズンも何もないと思うけど、避けたほうが無難と思われるのが毎年11月後半から12月前半頃にあるラマダン(断食月)明けのレバラン(ややこしい)という祭り時期。
おいおい、バリ島はヒンズー教だからイスラム教は関係ないだろ?と思っている方、チッチッチ、それは甘いぜなのですねえ。
バリ島は確かにヒンズー教だけどインドネシア全体で見ると国民の9割がイスラム教徒なんですって。そしてバリ島はインドネシア人にとっても避暑地なので、レバランの時期はバリ島がインドネシア人だらけでとんでもないことになるそうです。宿が確保できないばかりか移動すらままならず、インドネシア人がオーナーの店はほぼ完璧に閉店するそうです、しかも1,2週間くらい。
さすがにそれじゃあ仕入れにならんのでやめた方が良いと思いますよ。

 さーて、用意は出来ました?じゃあそろそろ仕入を始めてみますか。でもどこから始めたらいいんでしょ、バリ島って雑貨の産地があちらこちらに散らばってますからねえ・・・。まあとにかく定番の場所も含めて片っ端からやっつけましょうか!

じゃあまずは・・・
 ・クタ、レギャン、スミニャック
 定番すぎて説明しようがないんですけど・・・クタセンターかなあ・・・クタスクウェア、ここからにしましょか。
 雑貨、土産物、民芸品の売り場がマタハリデパート入り口正面にあります。もちろんコテコテの観光客相手の店だし価格なので値切る必要ないです。でも定番商品がたくさん置いてあるので値段の相場を調べるのに便利。あとクーラー効いてるから涼しいしね。ひたすらメモメモしてだいたいの相場が理解できたら奥のスーパーでジュースでも買ってさっさとずらかりましょ。クタビーチのすぐ奥にあるアートマーケットはあまりにも安っぽいので行く価値なし。とか言ってもどうせ貧乏バイヤーさんはお金はないけど好奇心だけはありまくりなので行っちゃうんだろうけど。ハイハイ、私もそうですよ、人の親切心による忠告なんて好奇心の前にはあっさり吹き飛ぶタイプですもん、どうぞ皆さんも実際に行ってみて実際に呆れてみて下さいなっと.。 
 パンタイクタ通りをべモコーナーに向かってみますか。両側には絵画を売る店やシルバーの露天が多いですけどここでは無視。絵画は品質微妙、シルバーはニセモノか純度の低い粗悪品ばかり、他の場所でもっと安く品質の良いもの売ってます。
 ベモコーナーからはレギャン通りを北上しましょ。ここからスミニャックまで歩けばバリ島で買えるものがほぼ全て分かります。でも約8kmあるのでよほど体力に自信がないと途中でぶっ倒れますけどね。
ここで買う買わないは別としてこまめに色々なお店や商品をチェックして、デジカメ持ってるなら欲しい商品の写真も撮りましょ。後で他の場所でもっと安く仕入れたりするとき写真があると便利ですから。
歩き出して間もなくポピーズ1通り(安宿&安食堂街、欧米人、サーファー多し)を通り過ぎた頃にちょっと分かりにくいけどプラマ社が左手に見えてきます。ウブドや他のポイントにより安く移動したい人はここでチケットを買いましょ。
 次にポピーズ2通り(上に同じ、さらにコピーDVD,偽ブランド屋多し)を過ぎて間もなくサリクラブの跡地にモニュメントがあるのでここで少し黙祷をしましょう。私たち貧乏バイヤーが楽しくここを歩けるのも世界が平和だからこそですもんね。ファッキン、ビンラディン&ブッシュって感じですよ、ホント。どうか世界が平和でありますように!
 延々と北上を続けましょう。そろそろクタからレギャンになってきたかな?その頃にはあなたもバテバテのはずなのでどこかで休憩してくださいね、無理を続けると後日ダウンしちゃって貴重な時間を無駄にしちゃいますから。フレッシュジュースもおいしいけどコーヒーもお勧め。コーヒーシェイクなんて激うま!忘れがちだけどインドネシアはコーヒー豆の名産地だからね。
 さて、ひと休みしたらまた続けましょうか。ムラスティ通りを過ぎる辺りからアクセサリー屋が増えてきますけど、ここら辺のアクセサリー屋は問屋です。もちろん土産屋と兼業ですけどね。ボーン、ストーン、ウッド、グラス、ビーズ、トンボ玉まであります。お気に入りの店を探してくださいな。ただしトンボ玉は状態が良くないのが多いのであまりお勧めはしません。それとビーズは安いですけど粒が大きいです、もっと美しいものが欲しければネパールのカトマンズがベスト(それは無理な話だろ)。ちなみに貝殻製品と骨製品は輸入するときに運が悪いと税関で引っかかります。カーゴ屋にインボイスをうまく誤魔化してもらいましょう。注意してください。
 次にダブルシックス通りに左折しましょうか。ここはバティック&サラサの問屋街。スカーフからサロンまで、デザインもバリ風あり、アフリカンタッチ、お中華風味、なんちゃってダビンチなど様々なものが揃ってます、ゆっくり時間をかけて選びましょ。同じデザインでも店によって価格にバラつきあります。主な理由は品質で、コットン、混コットン、ポリエステルなどあるので何軒か価格と品質を比べる必要があるかも。明るいトコで色ムラやほつれもチェックチェック。ちなみにここは観光客よりも業者を主に相手にしてるから1枚、2枚といった少量の購入じゃなければそんなにひどくはぼらないので安心を。必要以上に値切ると嫌われちゃいますよ。
 またレギャン通りに戻って北上するとそろそろスミニャック通りに変化してきましたね?じゃあダヤナプラ通り(ここは夜遊びに最適)の手前のマリオシルバーに気付きました?ここのシルバーはデザインも品質も信用できるし2階で卸しもやってます。クタ、レギャンにも何軒かシルバーの店はあるけど種類が少なかったりデザインセンスがずれてたり観光客相手だったりとイマイチだけどここなら安心。たしかミニマムが300ドルで1デザインを何ピース以上って制約があったような気がしたけど忘れたので交渉してくださいな。店は夜までやってるけど卸は5時までです、遅刻しないように。私は5時10分に行ったらもう2階は終わりよと言われました。仕事は遅いけど帰るのは早い、さすがアジア人だ。
 スミニャックに入ると今までより全体的に静かになってお店もちょいとオシャレになってきますね。日本人女性に大人気のアシタバやアイボリーもこの辺りにあります。風呂を覗くのは犯罪だけど店を覗くのはタダなので遠慮なく覗きまくるべし!アシタバのアタ製品は高品質で、たしかデンパサールに工房があった気がしたなあ・・・興味あったら店員さんに聞いてみては?
アシタバにはわりと新しめのデザインや斬新なデザインが置いてあるけど、もし定番アタ製品を大量に仕入れるなら迷わずトゥガナン村へ。ボナ村にもアタ製品のホールセラーたくさんあるけど品質はトゥガナン村が最高です、詳しくはまたあとで。
 この辺のオシャレ系のお店、観光客相手の店も含めなかなか個性的な雑貨を置いてあります。なんでもこの辺は外国人オーナーの店が多いとか。で、そうなってるんですかねえ?でも残念ながら外国人オーナーの店って値引率が低いんだよねえ、まあ華僑に比べりゃまだましだろうけどさ。あいつらは絶対に値引きしないからなあ、でもそのぶん嘘はついたりしないから信用はできるけど。
まあ細い路地(Gang)も含め足が棒になるまでって既になってると思うけど、おもしろい店を頑張って探してください。

 ・クロボカン
 スミニャックをさらに北上してくと徐々に田んぼの広がるのどかな景色になり始めますね、そしたらその辺はもうクロボカン、ここまで来たらもう徒歩は厳しいので乗り物を確保しといてね。
ここは家具、ランプの店がいっぱいあります、特に家具かな。観光客相手の土産屋は少なく工房と店が一体化してるショールームのような感じになってます。商品もディスプレイされるというより完成しちゃったからとりあえず置いてある、みたいな置き方。だからもちろん安いです。でもそのぶん売れ残ったりキャンセルされた商品は長期間放置プレイされてる可能性もあるのでカビとかひび割れ、傷などを明るいトコで細かくチェックしてくださいね。
それとカーゴ屋もクロボカンにはたくさんあるので必要に応じて探してみては?でもどこが安くて信用できるかは知りませんぜ。家具とか大物を日本に輸出する場合は値段だけじゃなくて梱包技術や仕事の丁寧さも考えてカーゴ会社を選んだ方が無難かな?バリはカーゴ会社はたくさんあるけどホントに稼動してるんだか(倒産したのか)良く分からん怪しいとこもあるし、ピックアップが有料だったり意味不明な手数料を上乗せする(日本人をナメてる?)トコも何ヶ所かあるみたいなので、気を付けてね。
 ついでなので家具のお話も少し。
インドネシアはバリに限らずジャワ島などでも家具の製作は立派な輸出産業になってるので、あちこちから完成品やら木材やらが観光客、外国人バイヤーの集まりやすいバリに流れてます。だからスタイルもチークなどを使ったもの、マホガニー、バンブー、ロンボクスタイル、アンティーク風など様々。でもこれだけの種類と工房が集まれば必然的に粗悪品が紛れ込んでしまうのも事実。特にバンブーは虫食いに弱いのであまりに安いものには要注意。その他にもロンボクスタイルは貝殻が剥がれ落ちたり、ココナツの家具は張り合わせがずれていたりなどなど心配は山ほど。材料となる木材を完全に乾燥させずに作られた家具などは日本に輸入後、湿度の違いから「ピッキーン!!」とひびが入ってしまったり。もうこうなると修復不能、ガッビーン(死語)じゃ済みません。
なので、もしオーダーして商品の完成を待たずに自分が日本に帰国してしまう場合、ある程度その工房が信頼できるか下調べをした方が良いかと思われます。いちど信頼関係が出来上がってしまえばいいけど、それまではバリに限らずアジアの常として「納期ってなんですか?」とか「サイズ違い?ノープロブレム!」とか「注文と材質が違うやんけ!!」などがあるのでそれを考慮しときましょうね。まあ下調べなんていっても何も難しいことはなく、現地の人(業者とかカーゴ屋)に聞けばだいたい評判は分かります。
 バリでは大小含め家具工房をあちこちで見かけると思うけど、わりと集中しているのはクロボカンの他に空港近くのングラライバイパス、木彫りで有名なマス村からウブドに至る街道とかですね。

 ・デンパサール
 パサールクンバサリがあまりにも有名。あるバリ人に聞いたところ、ここだけで仕入れを済ませてしまう日本人バイヤーも結構多いとのこと、まったくもったいないことすると思う。きっとそういうバイヤーって雑貨は好きでも旅自体は好きじゃないのだろうなあ。いろいろな場所を冒険して掘り出し物の雑貨を探すのが貧乏バイヤーの醍醐味だと思うのだが。
ここには様々な雑貨のお店が入ってます。ここのお店は観光客もたくさん来るけどバイヤーもたくさん来るので必ず自分はバイヤーと言うことを伝えてくださいね。当たり前だけど仕入れるコツは同じ種類の商品しか扱っていないお店を選ぶこと。ハンガーならハンガーだけ、ロンボクマスクならロンボクマスクだけ、タバナン焼きなら・・・といった具合で。それとここで働いている人は地元民なので夕方5時には店閉めちゃうし日曜はしっかりと休んだりもしちゃいます、注意してくださいね。
向かいのパサールパドゥンは食品市場なので行っても臭いだけ。中に食堂もあり、きっとおいしいだろうけど私は行きませんね。だって臭いもの。
お隣のスラウェシ通りは生地問屋がたくさんあるけど伝統的な生地(ソンケット)とかを売ったり仕立てたりする店が多く、バティックやイカットを期待して行くとちょっとがっかりするかも。あるとしてもここは高級な感じのバティックが多いので、安めのバティックはダブルシックス通りの方が豊富です。でももし高級品や本物志向で探してる方はじっくり時間をかけて探索することをお勧めします。

 ところで貧乏バイヤーの皆さん、工芸街道って知ってますよね?デンパサールからウブドにかけての様々な名産の村を通る街道のことです。これまたあまりにも定番なので今さら説明の必要もないと思うので、サラッとだけ説明しときますね。
 ・トパティ村
バティックの村。大きな工房はスタッフたくさん抱えてて割高。さらに製作工程を無理やり説明されてしかも日本語喋っちゃうようなスタッフがいるトコは絶対に避けるように。だいたいバティックなんてジャワ更紗と言われるように元々はジャワ島から伝わってきたもの。バリ島のデザインなんて限られてるし、そもそもここで売ってるバティックも多くは他の島々からの運ばれたものか、トゥリスのふりしてチャップだったり下手すりゃサブロンだったりしちゃう。サブロンなんかだったら絶対にダブルシックス通りの方が安い。あえてここで買う必要はない気が。パサールで買う方が安い場合もあるし、もし本物の高級なバティック(100%シルク、チャップじゃなくてトゥリス)が欲しければ、おもいきってジャワ島に行って買ったほうが安いし種類も豊富ですからね。バティックに限定して買い付ける人はジャワ島のほうがお勧め。それでもどうしてもここで高級なバティックが欲しい人はできるだけスタッフを抱えていない家族経営(お母ちゃんと娘だけとか)の小さな工房で買いましょうね。

 ・バトゥブラン村
石像の村。石像買うならここにしましょ。品質高く、デザインも豊富。最近はカジュアルなデザインも多いけど、やっぱりここはバリっぽく神様でしょ。定番のガネーシャ、ラクササ、ガルーダなどに加え、何故か仏陀なんかもそのへんで微笑んだりしてます。お前は仏教だろうが、バリ島どころかインドネシアにもかすってねえじゃねえか。そんなに微笑みたけりゃタイ行け、タイ。あそこは微笑みの国だろ。最近は微笑んでくれないが。
また石の種類もいくつかある(火山性凝灰石、最近はセメントもある・・・なんか夢がねえなあ)ので、説明を聞いてから選んでちょうだいね。ちなみに簡単なデザイン(カエルとか)は安く、複雑なもの(ガルーダなど)は高いです。

 ・チュルク村
シルバーの村。ここも大きな工房、スタッフの多い工房、製作工程を無理に見せる工房、日本語使いの工房は絶対にやめときましょう。「今日はスペシャルプライス、50%オフ」とか言われても高すぎるし、値切りに値切って底値になってもまだ高いです、時間の無駄です。買うとしたら街道を少し外れた通りの小さなトコで買いましょう。安いトコを探すコツは下っ端スタッフじゃなくてボスクラスの奴を捕まえ直接交渉して、「これはいくら?」と聞くのではなく「グラムいくら?」と聞きましょう。まともな店の多くはデザインの複雑なものは別として、定番デザインならグラムいくらと教えてくれるはずです。それで価格を比較してみてくださいな。「うちはグラム売りはしないから・・・」と、ごねる店はとっとと回れ右をして次を探しましょう。それと実際よりも純度の低い銀を925と刻印して売る店も結構あります。シルバーで有名な村だからって油断しちゃいけません。
ちなみにバリ島は銀を産出しているわけではないので{卸価格=銀の原価}ではなく、実際には{銀の輸入価格+加工費}が卸価格になっているのをお忘れなく。お隣のジャワ島もいぶし加工が有名ですが、やはり原料はタイなど近隣諸国からの輸入が多いです。それとさらに余談になっちゃうけど、タイなんかは昔からカレン族が日常的に身に着けていたカレンシルバーとか有名だけど、バリに関してはそのような伝統的な正装の装身具としてのシルバーは外国人には人気ないです。だからこのチュルク村にあるデザインの多くも外国人観光客を意識して作られたもの、これを忘れないでくださいね。
残念ながら欲しいデザインが見つからなかった人は(実際どこの店も似たようなデザインが多い)バンコクでも行きやがれっ!スミニャックのマリオシルバーに行って見るといいかもね。

 ・バトゥアン村
絵画の村。本来はバトゥアンスタイルと呼ばれる緻密な絵が有名なんだけど、どさくさに紛れて全く関係ないスタイルの絵までたくさん売ってます。土産屋を何軒か見て周るとわかるけど、素人目にも「スッゲー、これが芸術だよなあっ!」的な絵から「俺でもちょっと頑張れば描けそう・・・」的な絵まで様々。さすがにギャラリーではへんなものは置いてないけどちょっと高いです。まあウブドとかの大きなギャラリーに比べれば安いけど。一番賢いのはまだ有名じゃない画家の小さなギャラリーなり工房に押しかけて、描いた本人と直接交渉してしまう方法。なかなか探し出すのが大変だけど、かなり安くなります。ただしその場合、相手は芸術家、あなたの提示額=相手に対する評価と受け取られるので、あまりに買い叩くのは考え物かと。それに正直、このレベルの絵画(ホントに芸術品ですよ)になってしまうと果たして貧乏バイヤーの目指す雑貨屋で取り扱うものですかねえ?私は売る自信ありませんて、もし売るならクタ辺りに売ってる絵画を安ーく仕入れて売りますね。簡単に言うと芸術絵画と商業絵画の違い、ってことになるのかな?土産屋レベル(と言ってもすごーく上手いけど)の絵描きを探すのは割りと簡単、クタ辺りのひまひまバリ人に「絵描きの友達紹介して」とか言って、まあもちろん連れてかれるのはコミッション目当ての土産屋だろうけど「そうじゃなくてギャラリー紹介してくれ」とさらに突っ込んで、そこで絵を描いているバリ人にこっそりと「あとでギャラリー通さずにお金払うから直接絵を売って」とお願いするとか、あるいはこの辺の土産屋で売っている絵は本職じゃなくてバイトが描いた絵も多いので、そこを狙ってみるとか。
事実、私が滞在する安宿のスタッフのひとりも、自分の部屋で絵を描いてクタの土産屋に卸してました。この写真がそうです。でも本人曰く「オミヤゲヤノエワスグダメニナリマス」だって。お前が描いてる絵だろうがぁー!って突っ込み入れていいですか?
まあどれにせよ、ばれるとヤバイ裏技だけど安く仕入れるためには貧乏バイヤー、楽しちゃいけませんて。

 ・ギャニャール
イカットの村。買い方、値切り方はバティックとほぼ同様だと思ってくださいな。インドネシア内に様々な産地と様々なスタイルがあるので説明しきれません、全部書いてたら本が出来上がってしまいそうなので詳しく知りたければネットで検索して勉強してください、その手のホームページはたくさんあります。私は勉強嫌いなのでほとんど知識ありませんけど、ウヒヒヒ。本当はイカット大好き人間なんだけどこれって自分的には中東の絨毯に匹敵するくらい奥が深い世界なので深入りする勇気がないのよねえ、トホホ(死語)。
バリ島でイカットが有名なのは他にトゥガナン村(ダブルイカット)があるし、島を出ればジョグジャもスンバもフローレンスも素敵だし・・・と、きりがない。
そこでちょっと考えてみましょうか。上記の産地のイカットはどれも美しいし品質も良いので、産地にまで足を延ばせば種類も豊富で価格も安いですね。でもですよ、ホントにそこまでする時間と体力と資金力あります?わたしゃー自信持ってこう言いますね、
「んなことやってられるかっ!!」
だってそうでしょ? そりゃ本音は私だって全ての島に渡って全ての産地に行きたいですよ。でもね、でもですね、そうするには船に何回乗るの?何回乗り換えるの?飛行機なんて高いからそう何回も使えないし、タイムテーブルはアジアンタイムだし、島行けば言語が違っちゃうし、絶対俺には無理!
なのでね、残念で悔しいけど、それよりウブドとかスミニャック周辺の高級な店とかデンパサール、スカワティのパサールにある専門店で買う方が賢いんじゃないのかなあ?ちなみにそういった店は若いおねーちゃんのスタッフよりオーナーのおばちゃんの方が知識も多く、親身になって相談に乗ってくれる場合が多いです。
ギャニャールの街道沿いの大きな工房のようにそこで製作しているからって必ずしもそこが一番安いとは限りません。理由は簡単、家賃や人件費、バックマージン、その他もろもろ。逆にそこで製作していなくても仕入れて来て販売だけする(いわば中卸のような)店の方が安定した特殊なルートを持っていたりするので安く買うことができますね。
ちょっと村の説明とはずれちゃったけど、それがイカットを買う賢い方法ですので勘弁を。でももし本気でイカットを専門に扱うとか、イカットの世界に足を踏み入れようとするなら、何時間かかろうと何が何でも各島の名産地を巡る価値は絶対にあると思います。いつか私もそんな仕入れしてみたいなあ・・・。

 ・ボナ村
アタ製品、竹家具の村。と言っても最近は竹家具以外の家具屋もけっこうあります。正確にはボナ村はアタ製品、隣のブルガ村が竹製品。竹製品は虫食いされやすいので安物は避けてちょうだいね。どうせならちょこちょこと仕入れるよりテーブルセットとかベットとかをドーン!と仕入れるほうがお得です。でも送料が大変かな?アタ製品のホールセラーも多く、デザインもなかなか豊富です、蔓の太さ(細い方がいい)が均一か、歪みがないかをよくチェックしてね。ただしアタ製品は充分に天日干しや煙で燻してないと虫が湧きやすいので要注意。

 ・マス村
木彫りの村。これまたほとんど芸術品、すごいっす。ここもお約束の団体ツアーが大型バスで来そうな工房からこじんまりとした小さな工房まであるけど、さすがに木彫りは安くない・・・。でもガルーダのでかい木彫りとかみると値段も納得かな、絶対に買えないけど。材質もマホガニー、サンダルウッド、黒檀などなどたくさんあって価格も千差万別、お気に入りがあったら交渉してみてね。

 ・ブラバトゥ村
ガムランの村。って、あなたガムラン買って帰るの?売れませんって、そんなもの。しかも意外と高かったりしますよ。

 ・ウブド
今さら・・・なので大雑把に。絵画が有名だけど高っ!です。ここはもともと芸術家指向の人間が内外問わずたくさん住んでるのでその影響かな、モンキーフォレスト、ラヤウブド、ハノマン、その他の細い路地にもオシャレな雑貨屋がたくさんあるし、宿も確保しやすいです。でも宿は安いけど雑貨類は全体的に高め、かっこいいものたくさんあるのになあ・・・残念。
ハノマン通りにはプラマ社のオフィスがあるので安く大きな街に移動したければこちらで。
パサールパギのお隣のパサールスギは品数、種類も多く一見安く感じるけど実際は観光客相手なので高いのでパス。どうしても欲しいものがあったら朝イチバンで最初のお客には安くしてくれるみたいです(そう本に書いてあった、実際は知らん)。
そんな感じだけど、ウブドって夜はすぐ真っ暗になっちゃうし蒸し暑いんだよねー、静かなのはいいんだけどさ・・・。もし本格的に仕入を考えるなら上記の工芸街道周辺の村を周るときの本拠地にするといいかも。交通はタクシーは少なく、べモはぼってくる、チャリンコはレンタル屋多いけど実際には坂だらけで仕入れには不向き。なので代理店で車をチャーターかレンタルしてね。

 ・テガララン
木彫り、主にフルーツカービングの村。ウブドから行くと有名なライステラスの絶景ポイントまで坂道の両側に雑貨類のホールセラーが多数あります。観光客がライステラスを観にたくさん押し寄せるので、ここ数年で一気にオシャレな店も増えてきました。フルーツカービングが有名な村のくせに実際にはそれとは全然関係ないホールセラーが多いのは何でなの?ちなみにウブドからだど車でも30分くらいかかるのでマウンテンバイクをレンタルして景色を楽しみながら・・・なんて考えちゃダメだからね。実際にやってみた本人が言うのだから間違いなし。坂道だらけ、もう死ぬかと思った。

 ・スカワティ
アートセンター(パサール)が有名。昔は日本のガイドブックにもよく紹介されてたけど、気付けばすっかり他のスポットに人気を奪われ今や斜陽の存在。がしかし、逆にそれが絶好のチャンスだったりもすることは貧乏バイヤーの皆さんは既に承知のはず。外国人観光客はかなり少なくローカルツーリスト(インドネシア人観光客)がほとんど。これはどういうことかと言うと、バティックや木彫りを見慣れていない外国人観光客は何でも珍しいので本物の見極めが下手なのにに対して、インドネシア人観光客は比較的、地元(主にジャワ島)でも似たようなものを見慣れてるので見る目と財布の紐がなかなか厳しかったりします。その結果、物によっては高品質のものが安く出回ったりしちゃいます、まあなんてラッキーなんでしょ。そんなこともあってか他のパサール以上に英語が通じにくかったりもしますが、そこは貧乏バイヤー、気合と熱意と愛情で、ええい、これでどうだと泣き落としで値切ってくださいね。まあこれはあくまで相対的な話なので全部が全部ってわけじゃないですけどね。
肝心のアートセンター自体は正直言ってひと昔、ふた昔、いやいや、大昔の土産市場って感じで見るとがっかりしちゃいます。ぶっちゃけクタのアートセンターよりひどい。それよりもアートセンターまでの道に並ぶお店が狙いです。場所柄とくに木彫り製品は良質のものを安く手に入れることができます。その他にもイカットの専門店などもあるのでゼヒゼヒ探してみてくださいね。

さて、だいたいこんな感じでしょうか。じゃあ工芸街道に関して共通する注意点を少しだけ。
それぞれの村がそれぞれの特産品を持ってるけど、実際、村の特産品の境界線なんてそんなにはっきりしてるわけじゃないから「これを買うなら絶対この村しかない!」ということはありません。家具の村で木彫りの掘り出し品を見つけたり、陶器の村で素敵な石像を発掘したりとか。
また逆にそんな先入観を多くの人間が持っていることを村の人間は知っているので、例えば木彫りの村、やシルバーの村などで売っているのと同じものがクタやウブドの方が全然安かった、なんてことも稀じゃないです。それどころか、何も知らない観光客はクタでは10ドルの物を100ドルとか言われ、それを現地だから安いと勝手に思い込んで「まあ、そんなに安いの!」とか喜んでぼったくられちゃってます、哀れです。もちろん同じデザインでも材質が違ったり作りが精巧だったり雑だったりとこれまた見極めがけっこう難しいのですが、
工芸街道の村々に関しては特にこのことを充分に注意して仕入れてくださいね。
 ・ジンバラン
ジェンガラケラミック、これに尽きます。それ以外は特にこれといったものはないかなあ。ングラライバイパスで家具を探すくらいか・・・。まあ定番だけどジェンガラを抑えときゃいいでしょ、品揃えはここがいちばん。最近はクタをはじめ何ヶ所かにアウトレットも出来てますけどちゃんとした物が欲しきゃここですからね。残念ながらホールセルはやっていない(よほど大量ならやってくれるのかなあ?)ので、小売価格で仕入れるしかないみたい。それと前に行ったときはAMEX(アメリカンエクスプレス)で支払うと15%お得!みたいなことが書いてありました、何故でしょね?ちなみにクタ辺りの土産物屋にはジェンガラ風やなんちゃってジェンガラも多く出回っているので注意してくださいね。
あとは余談だけどここはシーフード料理が有名。海岸沿いに並ぶレストランで夕暮れを見ながら最後の日にでもシーフードを堪能してみては?普通に行くと高いツーリストメニューを出されるので、しつこくローカルメニューを見せろと言えば多少は安く食べられますよ。もっとも最初から高いけどね。
 
 ・サヌール
寂れちゃってますねー、ここって。かつては活気あったんだろうけど・・・。でも皆さん知ってます?ここって有名なのはビーチだけじゃなくて夜はストリートガールが多いこともかなり知られてるんですよ。まさかそんなことにうつつを抜かすほど貧乏バイヤーは懐事情が良くないと思いますけど、くれぐれも火遊びには注意をですぞ。
肝心の仕入れに関しては期待出来ません。ジェンガラの系列「サリブミ」は品揃え悪すぎ、その向かいにあるB級品の倉庫「グダンケラミック」は100円ショップよりも安っぽい。あとは強いてあげると、ジェンガラじゃない陶器の店があって、そこは可愛いものが安く売ってました。ちょうどジェンガラとタバナン焼きの中間みたいな感じです、名前は何だったかなあ・・・ナプトゥだったかなあ?忘れちゃいました、すいません。特に仕入れるものはないと思うからタクシー往復代数百円が惜しい人はプラマ社のバスでどうぞ。

 ・トゥガナン村
アタ、グリンシン、ロンタルの村。ここはちょっと説明長くなります。
ここは辺鄙な場所にあるくせ有名。場所が場所だけにクタからだと車で直行しても片道2時間くらい。レンタカーがベストだけどそれ以外の行き方はタクシーだと片道2000円くらい・・・ふざけんな!なのでパス。いちばん安上がりなのはプラマ社のバスでチャンディダサまで行って(往復で購入すると割安)そこから村までベモかオジェックを拾う方法。これなら往復1000円もかかりません・・・けど時間的に制約が多すぎ。まずクターウブドで乗り換え。次にウブドーパタンバイで乗り換え。それでパタンバイーチャンディダサにやっと到着。この時点で4時間経過、しかも乗客はだんだん減って行って最後は私ひとりだけ、完全に貸切バス状態。挙句にバスの運転手が「帰りのバスの時間まで俺を運転者で雇って」だってさ・・・。これ会社の車だろ、オイ。しかもチャンディダサ到着後、帰りのバスの最終便が2時間後。メチャメチャ忙しい。これじゃあ下見程度しか出来ない、やっぱり仕入ならレンタカーだな。
村に着いたら駐車場があって村の入り口に受付と入村料を喜捨をするとこがあります。ここからは大事です、よく聞いてって言っても好奇心の塊の貧乏バイヤーには無駄だけどやっぱりよく聞いてね、
「村に入る必要はありません!」
もういちど言いますよ、
「村の中は高いです!!」
もう1回、
「人の話を聞けちゅうに!!!」
さて、どういうことでしょうか?
答えは簡単、駐車場の周りにある観光客は眼もくれないお店たちが実はホールセラーなのです。ここを訪れる人はそのお店を見て「村から帰る観光客狙いの土産屋」なんて冷ややかな眼で見ちゃうんだろうけど、実は逆に自分達が冷ややかな眼で見られちゃってます。考えて見れば当たり前、なんで現地人を含むバイヤーが仕入れの度に入村料を払わなあかんのじゃい?って私は群馬県人だけどなんで関西弁なのかよくわかんないけど、そういうことなのです。だってこっちは商売ですぞ?なんでそれなのに喜捨する必要がありますか?喜捨をするのは村をガイドしたり実演販売する人の人件費、実際ここのホールセラーでは実演なんて無駄なことは一切してません。
そんなわけで村の外に店があるって言っても作ってるのは同じ場所、だって村まで徒歩30秒だもの、当たり前ですよね。種類も村の中も外もほとんど同じ、グリンシン(ダブルイカット)もしかり。でもどうしても実際の製作工程を見たければ村の中で見るしかないですけどね。
アタ製品の購入上の注意は編目が細かいこと、太さが均一なこと、バク(虫)の卵がついていないことなどです。船便で送ってコンテナの中で虫の卵が大量に孵化したら・・・・
「ギャアアアアアーーー!!!」
にならないようにもよーく見てくださいね。
グリンシンはホールセルでも高いです、まあ物が物ですからねえ、これは仕方ない。でも高級品が欲しければ買う価値は充分あります。
それからロンタルに描かれたカリグラフィー。ラーマーヤナかバリ暦が描かれてて、これも手間かかって大変そうだけど果たしてこれは雑貨として売れるのかなあ?
注意点・・・トゥガナン村って実はもうひとつあります。正式名称はTENGANAN DAUH TUKADというので間違ってそちらに行かないでくださいね。え、私?そ、そんなあ、わ、わたしに限って間違うわけがないじゃないですかあ。まさかタクシーの運ちゃんが本気で間違ってその村に連れて行ったなんてことないですからね。それも私の英語が下手なせいで間違ってしまったなんてことは絶対ないですよぉ、あれは運ちゃんが悪いわけで・・・。
ちなみにこちらの村もアタ、ロンタル、ダブルイカット置いてあります。観光客はかなり少ないのでのーんびり見れますけど。
おまけの話・・・ここはバリアガの村といってバリの中でもかなり閉鎖的な特殊な村です。外国人に対しては観光客と割り切っているようですがインドネシア人やバリ人でもバリアガ以外の人間には排他的で、私がチャーターしたドライバーさん(ジャワ人)は以前この村に奥さん(日本人)と来たときに、
「なんじゃあ、ワレ、コラー、何処のもんじゃあ、オラー!」
と村人に囲まれ袋叩き寸前になった・・・と、恐怖の体験を語ってくれました・・・バリアガこわっ!

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